年中組  サーキット

年中組のサーキットでは、鉄棒の前回り、跳び箱の飛び乗り、マットの前転に挑戦します。
年少組の時に経験してきた、マットでの”おいもゴロゴロ”や”おふねこぎ”での動きや力を生かし、1学期から取り組んできました。
 
 
鉄棒での前回りでは、鉄棒に飛び乗り自分の腕の力で支え回ります(腕支持)。はじめは、回る事が怖かったり、腕支持で自分の力でからだを支える事が出来なかったですが、マット運動の前転で回ることを繰り返し経験したり(からだをぐるんと回す動きは同じです)、跳び箱を”お山”に見立ててのお山のぼりで、飛びつくタイミングや支持の仕方を繰り返し行う事で、やってみようという勇気と自信が付き、頑張って取り組めるようになりました。
 
 
跳び箱では、グーパーの動きや両足で飛ぶ動き(うさぎジャンプ)をサーキット中にたくさん取り入れるようにしました。跳び箱の前にフープで「グ」→「パー」→「グ」とケンケンパーのように置く事で、リズムよく自然とパーで飛び乗るなど工夫することで、タイミングよく、両足で踏み切る事が出来るようになってきています。
 
 
前転は、年少組から取り組んでいる子が多いことなどから、比較的出来る子が多い動きかもしれません。
「自分の力でゴロンと回ること」を目標にしてきた年少組の「でんぐりがえし」に対し、年中組は「ゴロンと回った後に立ち上がる」という「前転」が目標です。
ゴロンと回転した後、立ち上がるためには、回転の姿勢や足の使い方など、技術的なことはありますが、まずは、立ち上がろうという意識を持つことを大切に取り組みました。
それが友だちに観てもらうという工夫です。先生の指導ももちろん大切ですが、友だちに見てもらう事で、劇的に動きが変わります。言われて(教えられれて)変わるのではなく、自分で意識して変わっていきます。「素早く立ち上がって、ポーズする」この動きをより早く、より滑らかにしようと意識してからだを調整しようとする姿が見られます。
また、“喜び”“期待感”“緊張”“自信”と様々な感情を経験し、友だちとの関わりを大切にして取り組んでいます。練習では2人組になるお馬さんやスーパーマンなども取り入れ、どの役をどっちがするかを考えたり、友だちを意識し、相手の事を考える取り組みも取り入れてきました。友達の前転を見てジェスチャーする事や2人組などの経験で、友だちとの関わりや、競争心が芽生え普段の生活の中でも生かされてきています。
 
 
またコースを何個か設け、高さを変えたり、前転では坂があったりなかったり、前回りでは台があったりなかったりと自分で自信を持って出来るコース、挑戦したいコースを選び行います。
 
 
年長組に向けて、鉄棒や跳び箱に取り組んでいくための、それぞれの身体の使い方、友だちとの関わりの大切さを経験できるサーキットとなっています。