3・4・5歳児 菊の花幼稚園

幼児教育の無償化の対象です!
子どもの成長は心の動きと連動しています。 はじめての学校と位置づけられる幼稚園では、生活のために必要な知識や技術など数値化できるような、目に見える力を身に付けること以上に、自ら考えて行動するために必要となる“目に見えない力”を養うことが大切です。その原点となるのは、子ども達の心と健全な体を育むこと。幼児教育は環境を通じて行う教育です。菊の花幼稚園では、心が動く「ひと・もの・こと」にたくさん出会えるように、子ども達が目一杯に子どもらしく成長できる環境を用意しています。

幼稚園のある日の様子が伺えます。どんな風に過ごしているのかのぞいてみよう!

  • きくのはなガイドブック
  • 入園の手続きについて
  • 説明会の日程

保育内容

感性

作品に込められたストーリー

創造力を引き出す環境設定
創造力を育むために多彩な素材を用意し、自由に使える環境を設けています。新聞紙や牛乳パック、プリンカップ等、家でも子ども達が目にする素材なども利用します。使っているうちに異素材を組み合わせ、子ども達のアイディアで、思わぬものができることも…。
表現する力を豊かにする
イメージを表現することは、簡単そうで難しいことです。毎日の生活の中でいろいろなものやひとと出会い、たくさんの体験や経験を積み重ねていきます。そうやって過ごしていると、心に残ったことや感動したことが子ども達のイメージの引き金となり、素敵な絵や立体工作の作品につながります。
“思いのこもった”作品
大人から見た仕上がりの上手・下手よりも、“作りたい”という気持ちを育て、作る過程を大切に“思いのこもった作品”に取り組みます。
からだ

『プロセス』に共感する

“結果”と“過程”
“成果”あるいは“結果”も大事なことですが、もっと大切なことは“プロセス=過程”だと考えています。子ども達一人ひとりの能力が違うのは当然です。その中ですべて結果だけで物事を考えるのは望ましいことではありません。子ども一人ひとりの“プロセス”に触れ、共感し感動しあえるよう、そして子ども達の可能性を広げる場でありたいと思います。
“土台”を築くために
幼稚園ではじめて出会う「運動」、その時の体験が好き嫌いを左右すると言っても過言ではありません。菊の花幼稚園では、とにかく“楽しく”“意欲的に”取り組めることを第一に考慮しています。ご存知のようにこの時期の子ども達は動くこと、遊ぶことが大好きです。同時に脳、神経、感覚などさまざまな器官が大きく発達する時期でもあります。そこで、跳ぶ、走る、這う、跳びつく、バランスを取るなどいろんな動きを繰り返し、効率よく経験できる『サーキット遊び』を体育遊びに取り入れています。子ども達は、楽しく遊びながらマット運動、跳び箱、鉄棒などの技術を獲得する力や身のこなし、運動の『土台』を自分で築いていきます。その中で、子ども達自身がそれぞれの力を十分発揮していくと次々に挑戦する心が芽生え始めます。挑戦する心はやがて「できるようになりたい!」という目標に変わります。目標を持って取り組む中で味わう達成感や難しさは『心の土台』です。また、人と人との関わり、ふれあいを目的としたゲームから集団ゲームへと発展し、協力することやルールを守ること、自分の役割を感じる素晴らしさ、大切さ、難しさを感じることにも着目しています。
からだ

『心の育ち』を大切に

“自ら”欲し、楽しみ、工夫する
子ども達は歌を歌ったり、音楽にあわせてダンスを踊ることが大好きです。幼稚園生活では音で行動したり、表現したり、音とともに生活することが多く、表現遊び、歌、楽器遊びなどいろいろな角度から音楽を楽しむ活動をします。表現遊びは自らリズムをつくり、動きを創り出していきます。与えられたリズムにあわすのではなく、自ら欲し、自ら工夫して音を楽しむという過程を大切にしています。歌は年間を通して季節の歌、生活の歌を楽しみます。初めて歌った時は、“どうして声を出していいのか”わからなかったり、戸惑ったり…。徐々にしっかりと声を出して歌えるようになると、“きれいな声で歌う”ことを知り、みんなであわせて歌う楽しさ、面白さを経験していきます。楽器、合奏に関しても同じです。音楽会では、1年間の積み重ねを発表します。音を奏で、心が1つになった時「みんなであわせたらすごい!」「またやりたい!」と言う子ども達。この心の育ちを大切に取り組んでいきます。音や音楽で十分遊び、表現する楽しさ、素晴らしさを心と体で感じ、豊かな感性を育てます。
からだ

『文字が読めない世界』の体験

表現したい気持ちを育てる
“読んだり書いたりすること”は、いずれ必要になることですが、幼稚園では、“文字が読めない世界を存分に活用する”“自ら文字を書いて表現したいという気持ちになる”ことを大切にしています。
 近い将来、文字が読めるようになる子ども達にとって、“読めない今”にしかできない貴重なことがあります。たとえば、お母さんや先生、身近な人に「これよんで」と絵本を読んでもらう時の“ぬくもり”や“やさしさ”を感じること。ひとりで絵本を見ている時、絵を見て想像力豊かにオリジナルストーリーを創り上げていくこと。どちらも文字が読めるようになった後では、機会が減ってしまう素敵な体験です。だからといって字は読めなくていいのではなく、自分や友だちの持ち物に書いてある“なまえ”をはじめ、トランプやかるた、カレンダー、それぞれのクラス名、保育室の中にあるものなど生活環境の中で文字や数字に触れる環境は意識しています。たとえばお店屋さんごっこでは「レストランのメニューをつくろう!」とか「おみせのかんばんの“か”ってどうかくの?」とか、郵便屋さんごっこでは「これ、だれのおてがみ?」「なんてかいてあるの?」と子ども達が文字に興味を持ち、“文字を通して何かを表現したい”という意思を持てるような環境設定を行い、一人ひとりの成長にあった時期に文字を獲得していけるようにと考えています。

課外教室